病院創立者よりご挨拶

病院創立者 安川明男(やすかわ あきお)(上石神井動物病院:顧問 西荻動物病院:相談役)
【学歴】
日本獣医畜産大学 獣医畜産学部獣医学科(現:日本獣医生命科学大学)卒
日本獣医畜産大学大学院 獣医学研究科修士課程修了
東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科博士課程修了
日本小動物外科専門医協会認定外科専門医(設立)

安川先生の診療につきましては、予約制にて行っております。
詳しくは当院のスタッフにお問合せください。


西荻動物病院(1983年4月開院)上石神井動物病院(1999年10月開院)では、開院以来、患者さんに対して、常に確定診断・根治治療を目指して診療を重ねて参りました。

勿論患者様の経過の中で、
特殊な検査や治療を必要とする場合には、近隣の検査センター∗1や大学病院∗2等の診断治療支援施設の協力支援を仰ぐ事もありますが、一例一例各々の患者さんに対し極力診断を確定し、根治的な治療を実施する努力を続けております。

しかしながら、日常の臨床現場に於いては必ずしもこれらSpecialistsによる専門性の高い診断・治療が必要な患者さんばかりではなく、80%前後の患者さんがGeneralistsによる総合的な診療を必要とする例と言えます。

専門医、専門科制が完全に確立された人の医療現場に於いても現在は、多くの病院で総合診療科や東洋医学診療科(慶應義塾大学医学部付属病院)を設置するなどの努力がみられます。

これは、医療本来の姿を大きく捉え西洋医学、東洋医学、また伝統医学などの壁を取り払い、それらを包含して統合的な医療への期待と必要性が高まっている事を認識されての結果だと思われます。

例えば従来、外科手術だけが根治的な治療と考えられていた疾患でも、内科学的、理学的な治療法、そして特殊な免疫学的な治療法等を用い、必ずしも手術を実施せずに治癒させる事が出来る疾患もみられるようになってきています。

当院でも光線力学的治療法(Diode Laser、Ultra-Violet C irradiation etc.)等、または医薬品を全く用いず、ある種の医療用のサプリメント(Bio factor)等を用いての治療、更に運動力学的な理学療法を用いて治癒あるいは寛解など状態の改善に導く事が出来た症例も少なくありません。

外科手術適応疾患に於いて外科手術による治療介入をする場合、手術による正の影響による治療結果だけでなく、手術、麻酔及び周術期の治療による負の影響も考慮すれば、外科手術を適用した症例には手術によるプラスの好影響だけでなく、マイナスの影響が必ず発現する事がご理解できるはずです。

従って当然のことですが、外科手術は外科手術による治療は、絶対的に外科手術のみでしか治療できない場合にのみ適用しなければなりません。

疾患にもよりますが、外科手術治療の適応と診断された疾患などのSecond Opinionを求められて上診される患者さんの診療を比較的多く経験致しますが、そのうちの50%程度が外科的介入無しに治癒に導く事が出来るという現実も存在しています。

私達、西荻動物病院、上石神井動物病院のスタッフ一同、是非とも、今後もこの方針を変更することなく、出来る限りの考察の下に最も侵襲の少ない治療を選択し、動物の身体や心も負担の少ない診断治療を心掛けて行きたいと考えております。

∗1 アイデックス ラボラトリーズ㈱、㈱モノリス、㈱日本ノーバメディカル研究所、難波動物病理検査ラボ、マルピーライフテック㈱、三菱化学メディエンス㈱、ケーナインラボ㈱、㈱サルーン、動物アレルギー検査㈱、スペクトラム ラボ ジャパン㈱ etc.
∗2 東京大学付属動物医療センター、日本獣医生命科学大学付属動物医療センター、日本大学生物資源科学部動物病院、麻布大学付属動物病院、東京農工大学動物医療センター 日本小動物医療センター・日本小動物ガンセンター